シックハウスが無縁の家づくり

Stress Free

シックハウスはなぜ無くならないのか?

シックハウスとは、住宅に由来する様々な健康障害の総称で、汚染された室内の空気を吸い込むことで引き起こされる様々な症状のことを指します。1980年代すでにシックハウスに該当する症状が現れるものの、問題視されるのは1990年代に入ってからになります。
誰もが知る原因物質としては、家や家具などに使用される接着剤や塗料に含まれるホルムアルデヒド等の有機溶剤、シロアリ対策のための防腐剤から発生する揮発性有機化合物(VOC)があります。厚生労働省は住宅内に大き見られた物質を中心に13の物質について揮発性有機化合物の濃度指針値を示しました。

2003年7月1日施行の建築基準法改正により、ホルムアルデヒドを発散する恐れのある建築材料は、発散量に関する等級区分により、使用面積の制限等の対策がとられています。等級区分はF☆☆☆☆(フォースター)マークで表示され、建築基準法の改正により建築材料に付けられることになりました。しかし飽くまで「ゼロ」ではなく、原因物質が室内に放出されることに変わりはありません。少なからず人体に有害とされる化学物質と同居を強いられるのです。

シックハウスによる症状が表れる人は、それによって健康への危険を察知できます。一方、症状として表れない人は、その危険に気付くことなく原因物質を体に溜め込んでしまう結果となるのです。つまり発散量に関わらず、症状の有無に関わらず、原因物質の存在自体が問題なのです。

自然で良質な素材が基本

特定の化学物質にアレルギーをもつ「化学物質アレルギー」の方がいらっしゃいます。化学物質アレルギーとシックハウス症候群とは捉え方が異なりますが、毎日を過ごす家の中にアレルゲンやシックハウス原因物質があるとすれば、そこから予想される結果は同じだと思います。

つまりシックハウスや化学物質アレルギーの不安がない家をつくるには、原因となる化学物質を含まない良質な材料でつくること。それをまず家づくりの基本に据えることです。

もちろん化学物質だけをゼロにしてもいつかの課題は残ります。しかし「シックハウス・ゼロの家」にとても近い家がつくれると確信しています。

シックハウスに対する造家工房の取組

シックハウス症候群、化学物質アレルギーや電磁波過敏症などの健康被害を訴える人は年々増えており、家づくりが仕事の私たちにとって他人事ではありません。
当社の家づくりにおける室内環境の検証、アレルギーと住宅に関する情報収集、専門知識を有する設計担当者の育成など、ストレスのない家づくりに取り組んでいます。