この度「伝統を受け継ぐ大工の家~木と土壁のデザイン住宅~」を手掛ける造家工房が、モデルハウスを建築することが決定しました。2025年5月頃、四日市市にOPEN予定です。
つきましては、モデルハウスの壁にみんなで竹小舞を編み、土壁を塗る体験イベントを2日間限定で開催します!建築の道へ進みたい学生さん、土壁の家づくりに興味のある一般の方に、ぜひご体験いただきたいです。
モデルハウスだから、竹小舞も土壁も両方体験できちゃう!
こちらのイベントは、その名の通りモデルハウスの壁にみんなで竹小舞を編み、土壁を塗る体験イベントです。
日本で昔ながらに親しまれてきた土壁は、近代化に伴い使われることが少なくなり、今では古民家やお城・酒蔵などでしか見られなくなってきました。そんな下地に竹小舞を用いた本格的な土壁は、私たちの家づくりにおいて大きな特徴となっています。通常は数日かけて家全体の竹小舞を編み、その後に土壁という流れなのですが、今回は1日で竹小舞も土壁も両方に体験できてしまうという、造家工房のモデルハウスだからこそできる内容となっております!
地味な作業かと思いきや、夢中になる人がたくさん…!左官職人さんや大工さんとみんなでつくる楽しさを感じてみませんか?
建物のコンセプト
里山の自然に包まれたこの場所は、草花や木々が四季折々の表情を楽しませてくれる。
土間リビングから里山へ飛び出して我が子と愛犬が駆け回るのも良し、家族みんなで無垢の床にゴロンと寝転がって自然を眺めるのも良し。釘一本なく組み上げられた天井の木組みに惚れ惚れ、土壁がつくるしっとりとした空気感も落ち着く。そんな木と土の家の暮らしは、まるで森の中にいるよう。大きな吹き抜けとスキップフロアで家族を身近に感じ、空気が自然と流れる心地良い住まい。
ルームツアー
完成CGイメージです
こんな方におすすめ
学生さんなら
- 学校を卒業後は大工など建築の道を目指している
- 自分が職人に向いているかを知りたい
- 家づくりの現場を見てみたい
- 本物の大工さんから話を聞きたい
- 伝統的な建築に興味がある
→当日は、造家工房で見習い中の若手大工もいますので、年齢の近い大工から話が聞ける貴重なチャンスです!なんでも聞いてくださいね。
一般の方なら
- 竹小舞や土壁を用いた家づくりを検討している
- 木の家を建てたい
- 家が造られていく様子を間近で見てみたい
- 造家工房の家づくりに興味がある
体験内容【1DAY体験型イベント】
土壁の壁下地になる竹小舞。割った竹を格子状に編んでいく作業です。職人さんを見ていると、あまりにも素早く正確な作業で、うっかり「自分も素早くできるのでは?」なんて思ってしまうほどです。しかし、実際に経験した大工によると、竹を編む間隔や縄で締める強さなど結構難しいそう。
当日は、竹小舞の経験のある大工が一対一で指導しますので、安心してお越しください。
最初の1時間で、竹小舞を編んだ壁の上に土壁(荒壁という)を塗ります。竹小舞を終えてから仕上げの漆喰まで塗るとしたら、計6回の工程が必要なのですが、荒壁はその1工程目。荒壁土は、仕上げの漆喰などとは違い固くもったりした土です。それをコテ板とコテを使って置くように塗ります。
上手に塗りたいと夢中になり時間を忘れてしまうこともしばしば。こちらは左官職人さん直々の指導のもと塗っていきます。
開催情報
のぼの大工塾【特別講座】として、高校生以上の学生を優先的に受け付けます。
学生以外にも、土壁の家づくりに興味のある一般の方の参加も可能です。
日にち | 12月14日(土)・21日(土)※ご都合の良い方をお選びください |
時 間 | 1部/10:00~12:00 2部/13:00~15:00 |
定 員 | 16名(1部に4名まで) |
参加費 | 無料 |
対 象 | ①高校生・専門学生・大学生【優先】 ②土壁の家づくりに興味のある一般の方 |
持ち物 | 汚れても良い服・靴、その他水筒などご自身で必要と思うもの |
「昔ながらの竹小舞を編んで、土壁を塗ろう」体験イベント申込フォーム
- 半角英数字でご記入ください
- (任意)項目以外へのご記入は必須です