会社概要

株式会社 造家工房は、大工を育て続ける工務店です。

若手大工の育成をしながら、「伝統を受け継ぐ大工の家~木と土壁のデザイン住宅~」を作っています。

パーパス(弊社の存在意義)

伝統的な建築技術を持つ
若い大工を育て続けていること。

伝統建築を親方に持つ私には、これしかできない。

私(亀井)には親方がいません。その現場、現場に棟梁はいました。しかし、「こう造ってはいけない」「こうすると200年持つんだ」というのを教えてくれたのは、日本各地の古い神社仏閣建築でした。人が学ぶとしたら長くても60年です。私の親方は跨ぐことができない梁があるような屋根裏を持つ建築物でした。毎日、埃や土で真っ黒になりながら、改修工事に費やした経験と技術・知識を伝え、その学びを伝えていけるチーム(仲間)をつくること、それしか、私にはできません。のぼの職人村をつくったのも、その一環です。

ビジョン(目指す姿)

住まい手と共に、建物に誇りを感じる。

住まい手は最大の理解者であり、最高のパートナーです。

「木と土壁で家をつくりたい」「デザインにも凝りたい」「大工さんの建てた家に住みたい」そんな住まい手がいてくれて初めて、私たちの仕事があります。そんな住まい手には建てた家に誇りを感じてもらいたい。そして、若い大工たち自身にも自分たちの仕事に誇りを感じてほしい。30年後、50年後、80年後も「この家を建てて良かった」「建てさせてもらえて良かった」と、住まい手と共に誇りを感じられたら、これ以上の喜びはありません。そして、私たちの存在が地域や社会に貢献できたとしたら、とても有難いことです。

ミッション(使命)

家づくりを心から楽しみ、
責任を全うする。

こんな素晴らしい仕事はない。胸を張って腕を振るえ!

墨付けをできる大工、カンナで削れる大工が減り、電気工具だけで家が建つようになってきました。社寺建築や古民家の工事ができる大工が減っています。しかし、宮大工として日本の大工技術の素晴らしさを知ってしまった私には責任があります。若者たちにその素晴らしさ伝え、楽しくやりがいを持って働く場をつくり、この仕事に誇りを持ってもらうことです。そして、大工だけではなく、設計・企画・事務などすべてのメンバーが、それぞれの責任の元、大工の家づくりを追求し続けるとお約束します。

バリュー(提供する価値)

安心が続く、安心。

お客様の言葉で気づかせていただいた、若い大工の価値。

「造家工房さんは、大工さんが若いから安心ね!」と言われて気づきました。大工の高齢化が進み、家を建ててもらった大工や工務店がなくなり、補修や改修をどこに依頼したらいいのか…と困っている人が多いと聞きます。家は、建てた後のほうがお付き合いが長い仕事です。若いから心配…ではなく、安心と言っていただけたのには、私も安心しました。引き続き、安心が続くよう、技術ある大工を育て続けていきます。

会社概要

会社名:株式会社 造家工房
住 所:亀山市能褒野町25-23
電 話:0595-96-8102
F A X :0595-96-8103
代表者:代表取締役 亀井俊博
スタッフ:
大工5名 家具1名 設計2名 事務3名

資格等:
二級建築士 古民家鑑定士一級
環境アレルギーアドバイザー
シックハウス診断士 建築大工基幹技能者
既存住宅現況検査技術者
被災建築物応急危険度判定士

<沿 革>
平成4年 四日市市楠町で創業
平成12年 四日市市貝塚町池端に作業所・事務所を移転
平成29年 12月1日 亀山市能褒野町(のぼの職人村)に社屋と作業場を移す
令和3年8月2日 法人化に伴い社名を株式会社造家工房に変更

<所属団体等>
NPO 新木造技術研究協議会会員 / 日本伝統建築技術保存会会員 / まもりすまいリフォーム保険加盟店 / 一般社団法人 JBN全国工務店協会

亀井俊博はこんな人

大工になったキッカケは、小学生の頃に自宅を建ててくれた大工さんの影響でしょうか。あるあるですが…(笑)
四日市工業高校の建築科に進んだ私は、勉強はそこそこ、熱心に取り組んでいたものといえば部活動の野球!そんな風に高校生活を過ごしながらも漠然と ”大工になりたい” と考えていたこともあり、先生の薦めで社寺を専門とする小島建設に入社しました。約10年間、宮大工として豊川稲荷や大阪一心寺など、社寺建築の改修・新築工事に従事しました。大工としての私が作り上げられた場所であり、いまでも「入って良かったなぁ」と感じています。

1992年には「造家工房・亀井」として独立しました。
始めは新建築のモダンな建物に憧れがあったものの、たまたま土壁に力を入れた物件を手掛けたことから、自然素材や伝統構法にこだわるようになり今に至ります。さらに、宮大工として身に付けたスキルを活かすために社寺建築、古民家再生にも尽力しています。

株式会社 造家工房
代表取締役 亀井 俊博

出 身 地 :三重県四日市市
生年月日:1964年5月1日
趣  味:渓流釣り バイク”鑑賞”(笑)
資  格:2級建築士、古民家鑑定士1級、建築大工基幹技能者、既存住宅現況検査技術者、被災建築物応急危険度判定士、伝統防除技士

メディア掲載

Instagram

広報日誌

家づくりやイベントの様子を投稿しています