施工事例_築117年の古民家・M様邸

夫婦と犬一匹が暮らす築117年の古民家。
外壁に使用した焼杉は、黒くシックな色味に独特の光沢があり、木目の味わい深い表情が魅力的です。また、室内には住まい手によって柿渋が塗布されています。木自体の経年変化との相乗効果で、趣ある風合いを楽しめます。

こちらは住まいは耐震診断を行った上で、石場建ての基礎をコンクリート基礎に、瓦屋根を板金屋根にして軽く、耐力壁をバランス良く配置し耐震性の向上を図っています。さらに、省エネルギー基準以上の断熱改修により1年中快適に安心して暮らすことができます。
2024年1月1日の能登半島地震では、住宅耐震化率が低かったことで古い木造家屋が多く倒壊しました。三重県でも近い将来、南海トラフ地震が発生すると予想されています。もしもに備えて、もっと古民家の耐震化に力をいれていきたいです。

設計:株式会社アプルデザインワークショップ

夫婦と犬一匹が暮らす築117年の古民家

外観(北面)

Before
After

外観(南面)

Before
After お手入れが大変な庭木を伐採して若い世代でも住みやすくしました。
屋根裏を使った吹抜で開放感あふれる空間
ワンちゃんもまったり
冬は薪ストーブでほっこり暖かい
サクラの木のカップボード
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