一般社団法人 全国木材組合連合会が運営するウェブサイト「Love Kinohei」に、のぼの職人村の「伝統構法を活かした薪棚」と外構部の木質化対策支援事業による「コンポストの木塀」が掲載されました。
三重県で外構部の木質化対策支援事業をするなら造家工房へ
「外構部の木質化対策支援事業」とは、木塀・木柵・ウッドデッキなどの外構部の木質化に取り組む事業者に助成金が支給される事業です。これまで木材利用が低位であった施設等の外構部の木質化により、木製外構の認知度の向上や木製外構に関連する知識の普及並びに情報の収集等の取組を支援し、木材の新たな需要を創出することが目的とされています。
2019年に初めて開始された助成金で、毎年6月頃から募集状況に応じて、第一次募集・第二次募集…と行われています。申請には募集規模○百件と決められているので先着順となり、また下図のようにWeb上でいくつかの作業を行う必要があります。こうした少し大変な作業を乗り越えて、「コンポストの木塀」が完成しました!
コンポストの木塀と伝統構法を活かした薪棚
秋になると積もる落ち葉、夏になると生い茂り刈った雑草を板と板の間に入れて、腐葉土を作っています。見た目も良く、落ち葉や雑草の処理も簡単、さらにほぼ放置した状態で腐葉土も作れるという一石三鳥のエコな木塀です。また木の板には、自然系塗料5種類と一般的な塗料1種類をそれぞれ塗り、耐候試験も兼ねて行っています。
仕事柄出て余ってしまう端材や古材を、のぼの職人村に来てくれた人に持ち帰ってもらえるよう薪棚を作りました。大きさや断面の模様がそれぞれ違う薪が、こうしてびっしり並べられていると見た目も綺麗で面白いです。
画像:「Love Kinohei」落ち葉を堆肥に変える「コンポストの塀」と伝統構法を活かした組立て式「薪の棚」より
今回造家工房が使った「外構部の木質化対策支援事業」という助成金は、毎年募集されています。
三重県で木塀やウッドデッキを検討中の方は、使ってみてはいかがでしょうか?
申請方法や条件について、分からないことがあれば造家工房がお手伝いしますので、お気軽にお問合せフォームからお問い合わせください♪
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