築80年の納屋を事務所に「稲沢の古民家」

放置されていた納屋とガレージを再生

十年以上前から半ば放置されてきた築80年の納屋。まだまだシッカリしている柱や梁は補修・塗装をしてそのまま使用。壁は表面を剥がして荒壁を残し、補修して新しい土を上塗り。外壁は漆喰で仕上げました。瓦からガルバリューム鋼板に変更することで屋根を軽くし耐震性を向上させました。
隣接するガレージも建物に合わせすべて木造です。

木の建具と自然石が埋め込まれた土間が、造園業の会社らしい印象を与えている玄関。2階は一部をロフトに変え、それ以外の天井は抜いて古い梁を表しに。傷みが進んでいた屋根周りでしたが、多くの部分を張り替えることで、まだまだ使えるしっかりした躯体に変わりました。
入ってすぐが応接、両サイドに事務所と社長室を設けました。2階部分に残した小窓から適度な採光を得ることで、古民家らしく明るすぎない落ち着いた雰囲気をつくりました。

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