古民家再生

造家工房の古民家再生の特徴は宮大工の経験と伝統構法の技術を生かした再生です。古さを生かしながら現代のライフスタイルに見合った改修をし、住宅や商業施設として蘇らせます。永い年月を過ごしてきた家ですから、目新しいデザインへの単純なリフォームや、新建材を使った見た目だけの再生はしたくないと思っています。百年を過ぎた「本物の家」に良さを感じられる再生を心がけています。

世代をつなぐための古民家再生

古民家と呼ばれる家が新築された時代、家を建てるには多くの人手と手間、そして祖父母世代からの蓄財が必要でした。だからこそ、その先何代にも受け継ぐことのできるしっかりした家を建てたのでしょう。
百年の年月を経てもなお現役という古民家が『古いから』という理由だけで、簡単に壊してしまうケースが少なくありません。家を解体するのは簡単です。しかしその家と同じ価値を持つ新しい家を造るのは、なかなか簡単には行きません。時代時代に手を加え守ってきた家、あなたのルーツが刻まれた家を、次の世代につなぐための「再生」を考えてみては如何ですか。

本当は難しい古民家再生の技術

古民家とは一般的に築50年以上の年月を経た家のこと。百年を超える古い家も少なくありません。そのため伝統建築の構造に精通した職人でないと触ることさえ難しいと言われています。造家工房では社寺建築や伝統建築において培ってきた経験をもとに、古民家再生協会や建築家と連携しながら再生・改修・リノベーションなどを行っています。

まずは無料相談・無料点検を利用して賢く判断

古民家再生・改修には、目的に応じて様々なアプローチがあります。そのため家の現状を正確に把握し判断することで『工事中費用が大幅にかさむ』『工事自体が続けられない』ということが無いように、初期段階でシッカリと調査することをお薦めします。
また、工事によっては公的補助金・助成金などが受けられる場合もありますので、「無料相談」「無料点検」などの機会をうまく活用して計画することが、賢い古民家再生のための第一歩だと思います。

古民家再生は無料相談から

再生までの流れ
点検(無料)

家の要所を点検することで凡その現状が把握できます。これが再生が可能か否かの判断基準となります。修繕・改修の場合は痛み箇所の早期発見ができ、効果的な修繕・改修ができます。

無料点検は フォーム から送信、またはお電話でお申込みください。
tel.0595-96-8102 (株)造家工房

調査(有料)

相談・点検の上で更にご要望があれば、お望みの再生に向けて詳しい調査を行います。この調査を行うことでより具体的で正確な再生計画が可能になります。
工事途中での追加工事を極力無くし、予算通りに工事を完了するためにも詳細な調査を事前に行い、納得できる計画で再生に臨むことが大切です。

また、当社は古民家鑑定資格を有しておりますので、この調査を「古民家鑑定」として行うことも可能です。鑑定には古民家鑑定士があたり、古民家再生協会による鑑定書の発行も承ります。
*古民家鑑定及び鑑定書発行は別途費用が必要です。
*古民家鑑定士:亀井俊博

目的別再生計画へ
改修や再生にはいろいろな手段と利用方法があります。

住宅としての古民家再生

住まい手がどんな再生を望まれるかによって工事の方針が決まります。古い家の良さを保ちながら現代の暮らしに合わせた設備や断熱などをセットした再生も可能です。

店舗としての古民家再生

古民家を改修して店舗として利用することも可能です。おしゃれな古民家カフェやレストラン、宿泊施設へのリノベーションが注目されています。

賃貸・売買

賃貸住宅として再生し不動産収入を得る。あるいは、古民家再生協会のネットワークを利用して売買も可能です。

改修・部分リフォーム

毎日の暮らしにある不具合を改修したり、経年よる傷みを修繕します。(古民家に限らずリフォームでもお気軽にご相談ください)

  • 外壁改修(張り替え)
  • 屋根改修(屋根周り改修・瓦吹き替えなど)
  • 水廻り改修(キッチン・風呂・トイレなど)
  • バリアフリー(段差改修、手すり設置など)
  • 断熱改修(床・天井・外壁断熱など)
  • 耐震改修

解体・移築

点検の結果、老朽化や耐久性の問題から再生や改修が不可能な場合、解体をおすすめすることがあります。

古材の買取

解体後の古材を古民家再生協会が買い取ることも出来ます。(但し、古材の程度、種類により買い取りが不可能な場合もありますのでご相談ください。)

古材を利用した建築

解体後に新築をご予定の場合は、味のある建具や想い出の柱など、古材を丁寧に解体保存し、新築する家の一部に取り入れてデザインすることも可能です。

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