大工になりたい学生が集まるのぼの大工塾レポート|2023.7.24

夏休み中の大工志望の学生たちを集めて、「第12回 のぼの大工塾」を開催しました!
1DAYプログラムで、現役大工とコミュニケーションをとりながら、大工仕事を学んでもらいました。

大工さんの職人技はやっぱり凄い

今回の参加者は初回受講の4名。内、1名はInstagramのお知らせを見て申し込みをしてくれました。
「来年の春から大工になるので、その前に自分が大工に向いているのかを確認したかった」と…意欲的な姿勢に感心してしまいます。その他の学生さんも、これから就職を考える上で大工に興味があるので参加したとのことでした。
みんな、やる気十分です🔥

初回受講では下記の実践に取り組みつつ、座学として大工の知識も覚えていってもらいます。

  • 宮大工のものも含めた大工道具の紹介
  • カンナやノミの刃の研ぎ
  • 墨付けから始める継手の加工
  • カンナの薄削りに挑戦 等々

中でもカンナの薄削りには苦戦している様子でした。
講師はスルスルと簡単に削っているように見えるんです。それは、経験のない私でもできるのではないかと疑うほど。
いざ学生の子たちが挑戦すると、全然削れなかったり力が入りすぎてガタガタとなっていたりとかなり難しそう!
やっぱり職人技は凄いですね。

学校で学べることでも、長年現場で働く大工だからこそ得た知識や経験をもとに、マニアックなことまで覚えて帰ってもらいました。また、大工歴40年以上の講師から実際の現場のことや見習いだった頃などの話を聞いて、自分の将来の選択に役立ててもらえたらいいなと思います。

ご参加いただきありがとうございました!

今後も、定期的に開催をしていきますので、興味を持ってくれた学生さんはまたの参加をお願いします!
InstagramのDMでご相談やお申し込みも可能です。お気軽にどうぞ😊

のぼの大工塾ってなに?
将来、大工や設計など建築への道を目指す学生さんを対象に、現役大工が長年の経験から培った「生きた建築の知識・技術」を教える塾です。普段、学校ではなかなか触れることのないであろう伝統構法の技術や道具、本物の大工の仕事を身近に感じてもらえればと思います。

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