室内環境を快適にすることは、そこで生活する人の健康につながります。
土壁の魅力
今では施工が珍しくなった土壁ですが、弊社では必ず使用するようにしており、下地に竹小舞を用いる本格的な土壁の家を建てています。
土壁には調湿効果と蓄熱効果があります。
調湿効果では、梅雨から夏は湿気を吸収しカラッとした室内をつくり、冬は乾燥した室内に湿気を放出し潤いを与えます。年間を通して50~55%前後を保っていますが、一般的に人が気持ちいいと感じる湿度がこの値です。
蓄熱効果では、暖房の熱を蓄えた土壁が就寝時に放熱を始め、翌朝はほんのり暖かくしてくれます。夏は外気の熱を蓄えることで、室内に伝わりづらくしてくれます。
目指すこと
土壁の調湿効果と蓄熱効果から、年間を通してエアコンや空気清浄機の使用量が減り、地球温暖化の原因である二酸化炭素などによる温室効果ガスの排出量を減らすことができます。 また、冬も夏も住宅内の温度差がない室内環境をつくることで、急激な気温の変化から起こるヒートショックを防ぎ一年中快適で安全な暮らしを提供します。
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