伝統構法を「学びたい」「受け継ぎたい」

伝統構法を学びたい・受け継ぎたい人、大工としてさらにキャリアアップしたい人!
「大工志塾」というものがあるのを知っていますか?

大工のための塾「大工志塾」

大工志塾とは、一般社団法人住宅産業研修財団と優良工務店の会の共同運営で、伝統木造建築の技術技能の次世代を担う人材の育成を目的として設立された塾です。以前は「大工育成塾」という名前で実施されており、少子高齢化および技術・技能の継承が困難になったことで、対策として国土交通省の支援によるこの国家プロジェクトが開始されました。

現代の道具や技術を必要としない住宅建築に比べ、伝統構法を扱う職人たちは地域の特性・風土を熟知した上で工事を行うなど、その土地の文化に寄り添い、上手く取り入れ継承してきました。しかし、その職人の数が半減・高齢化し、さらにプレカット率が90%以上を占めている現在、後継者不足と技術低下は深刻な問題です。そこで、長年培われてきた伝統を絶やさないため、新しい担い手を探し、育てていかなくてはいけないのです。

大工志塾では、大工を目指す若者を塾生として、以下の3つを組み合わせた3年間のカリキュラムで実施されています。

1.育成プログラムの「管柱」 …座学
2.育成プログラムの「通柱」 …工務店修行
3.育成プログラムの「大黒柱」…集合実技研修

弊社の女性大工 みづきさんもこの塾に参加した第1期生です。
日常の業務で基本的な作業の安全管理やマナー等を学ぶ他、月1回の講義や集合実技研修に取り組みました。また、集合実技研修は群馬県で行われ、「合掌造」「三重塔」「四阿(あずまや)」「板倉造の平屋建て住居」の制作という、なかなか貴重な経験を。さらに、建築大工技能検定の対策を目的とした講義にも参加しました。

そうして、2021年10月には修了式を迎え、ベストQBC賞・理事長賞・神流町長賞と3つの賞を獲得しました。

第1期生修了式の集合写真
合掌造完成後の集合写真

そして、毎年塾生を募集している大工志塾では、今年も4月より第5期生の募集がスタートしています!
募集期間が5月31日までとなっているので、興味のある方は是非こちらをご覧ください。